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ガチで苦手なあなたのための国語
現代文/古文/漢文/小論文・・・ガチで苦手な高校生・中学生・小学生のみなさん、なんとかしてみませんか? 効果的なテキストの紹介とその使用法をご紹介します。 

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音読の効能について

 このサイトでは、


 繰り返しの音読
 
 
を推奨しています。音読には様々な効能があります。すでに斎藤孝氏の『声に出して読みたい日本語』や、川島隆太氏の著作群で有名です。ボクが改めて記すのもなんですが・・・


 塾で自習している生徒の単語暗記に出くわすことがあります(「自習で単語暗記かよ!」と思わないではないですが)。大体そういう生徒は
 
 
 じぃ・・・・・・っと単語集の一点を見つめている
 
 
のです。問題はいろいろありまして、


 1)少しずつしか進めない
 2)言葉の学習であるにもかかわらず、目でしか単語を認識できない
 
 
 単語集で単語を覚える場合の具体例に関しては、土屋の古文単語222の項目で説明していますので、ここでは割愛しますが、問題は2)です。ボクは次のような話をします。
 
 
 単語の暗記などという物は家で寝ころびながらとかリラックスした状態でやった方がいいです。英文解釈や古文読解の授業で分析したノート(例文の詳細な解説のついた単語集でもいいでしょう。ただし、その場合は「他にやるものがない」という状態の時に行って下さい。まずはノートを利用して下さい)を何度も音読します。それだけでいいんです。
 
 
 そうすることによって、文法事項の復習もできます。なによりも、一度音読することで、
 
 
 目で見て
 口に出して
 耳で聴く
 
 
という事が出来ます。目だけで見て覚えようとする場合の3倍の効果です。英単語を覚えたい場合、スペルを書けるかどうかも非常に重要な要素になってきますので、「筆写する」というアクションを加えてみてもいいでしょう。スピードは遅れますが、それぞれを単独で覚えるよりもはるかに効果は高いです。


 一度・・・というよりも何度もお試し下さい。即効性があるものではありませんが、じわじわと効果が出て来ます。繰り返し繰り返し音読を続けてみて下さい。
 
 
 専門的に音読の効能を知りたい方は以下の本を参考にして下さい。
 
 
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細切れ勉強法 その2

 細切れ勉強法 その1では
 
 
 広い範囲をなんども繰り返す
 
 
ことが大切だと述べました。では、具体的にはどうすればいいのでしょう? ボクのやり方を紹介します。特に音読をする時などに用います。


 まずはストップウォッチをご用意下さい。ただ時間を計るものではなく、カウントを刻んでくれるものがいいです。それで、15分後に鳴るように設定します(携帯電話のアラームでそういう設定ができるのであればそれを使ってもいいです。あ、キッチンタイマーなども手軽に利用できますね)。
 
 
 15分を一つの単位とします。
 
 
 そして、15分間音読をします(どこをどのようにすればよいのかはガチで苦手なあなたのための国語内で具体的に指摘していますので、各参考書の項目をご覧下さい)。
 
 
 そして15分来れば、続きが残っていようと一旦音読の作業をストップします(もし、15分以内に予定範囲が終了すれば、再読をして下さい)。
 
 
 そして他の勉強に移ります。その際もストップウォッチで15分を計って下さい。
 
 
 つまり、15分で刻んでいくのです。人間の集中力はそれほど長続きしません。調子が良くて1時間ほどぶっ通しでやってもその後に疲労がたまって、他の勉強が出来なくなります。受験生が日々やらなければならない勉強の量は膨大ですし、また、範囲も広いはずです。
 
 
 勉強は切り替えが大切です。思い切ってやめる勇気を持って下さい。順調であれば、その他の勉強を15分やってから再度戻ってくればよいのです。
 
 
 15分に刻むことによって、自分の中でリズムが生まれます。15分あればどれだけの問題が解けるのかとか、どれくらいの分量を読むことができるのかなどがわかるようになります。
 
 
 また、逆に「15分でここまで音読する!」と目標を定めることも出来ます。こうした経験を積み重ねていくことで、最終的な勉強量は増えていきます。
 
 
 是非一度、この「15分細切れ勉強法」を利用してみて下さい。





 TOP  >  はじめに  >  細切れ勉強法 その2



ことばはちからダ!



【 テキストについて 】


 現代文を読む際の重要語を精選した用語集です。
 
 
 例えやイラストを多用することで、わかりやすく説明してくれます。かといって軟派なつくりではありません。実際の出題例や問題を配置することで入試レベルに引き上げられるようにしています。構成としては、
 
 
 第一章 読解語(20語)ー基礎的な体力をつけるー
 第二章 テーマ語(5テーマ)ー読めば栄養になるー
 第三章 重要語1(32語)ーこのあたりが差をつけるー
 第四章 重要語2(36語)ー余裕の読解へー
 

となっています。


 第一章では身近な例を用いて読者を導き、解説、そして(必要があれば)イラストでまとめます。そして実際の入試問題での出題例とその解説をしています。最後に○×形式の問題を出すことで知識の定着が図れます。
 
 
 第二章では、「近代」をめぐる五つのテーマを説明していきます。少々難解かも知れませんが、ページ下部に用語の説明や参照ページもあるので、頑張って読んで頂きたい所です。
 
 
 何度も指摘していますが、一度に全てを理解しようとする必要はありません。おいおいできればいいわけですから。何度も繰り返していくうちにすんなりと理解できるようになります。
 
 第三章、第四章は、1ページ1語(と関連語)でテーマ別に解説しています。
 
 
 現代文の評論で当たり前のように出てくる用語を詳細に解説した良書です。
 

【 使 用 方 法 】

 この参考書の使い方はそれほどむずかしくありません。用語と背景知識を習得するものですから、
 
 
 一日15分の音読
 
 
以上です。


 というのでは少々芸がないので、もう少し解説を。
 
 
 こうした現代文の用語集は評論文を読む際の手助けとして用いるものです。ですので、現代文の参考書との併用が望ましいです。とはいえ、わからない用語を調べるといったような辞書的な使い方をする必要はありません。辞書的に使って、現代文参考書の問題を分析しようとするとかなりの時間的、労力的負担となるので注意しましょう。


 現代文参考書を進める
 『ことばはちからダ!』を音読する
 
 
 この二つを並行しておこなって下さい。現代文参考書は一日おきなどでもよいですが、できれば『ことばはちからダ!』は毎日読んで下さい。本書で得た背景知識は英語の長文を読む際にも役立ちます。
 
 
 脳というのは優れたもので、引き出しに入れておきさえすれば勝手に有機的に結びつけてくれます。頭の引き出しに入れておくという作業を確実にすることだけを目指しましょう。
 
 
 使用期間についてですが、一日15分の音読で10ページは進められるでしょう。『ことばはちからダ!』本編の総ページ数が202ページですので、単純計算で約20日で一周することができます。毎日音読するとして、約二ヶ月で終えることができます。
 
 
【 放 言 】

 ボクが受験生の時代には、こうした用語集はそれほど出版されていませんでした。ないことはなかったのですが、今ほど現代文用語集というものがクローズアップされていませんでした。
 
 
 「現代文の用語などというものは日々の読書のなかで辞書を引きながら身につけるものである」という考え方があったのでしょうか、それとも出版社側が用語集を出しても売れるはずがないと思っていたのでしょうか。その辺りのことはよくわかりませんが。
 
 
 ボクらの時代では『田村の現代文重要語解説』という参考書がありました。右ページに入試にでてきた短文を十個ほど並べ、左ページでその短文を用いて漢字練習をはかるといったものだったように記憶しています。
 
 
 なかなかによくできた参考書でしたが、『ことばはちからダ!』ほど詳細な解説はなされていませんでした。今となってはその参考書は手元にないため確認できないのが残念です。大学入学と同時にアルバイトを始めた塾にその他の参考書と共に寄贈してしまいました。
 
 
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細切れ勉強法 その1

 皆さんの一日の勉強時間はどれくらいでしょうか?


一時間?
二時間?
五時間?
無時間?


 よく、塾の会議などで話題に上がったり、家庭教師先で保護者の方から言われるのが、
 
 
 自宅で勉強している時間が少ないので宿題の量を増やして欲しい
 
 
という事です。


 こちらと致しましてもクライアントの要望ですから応えないわけにはいきません。ただ、言いにくいことですが、あえてハッキリと申しますと、こうしたことは受験生を子に持つ保護者の方々の精神安定剤の様なものです。
 
 
 目の前で勉強してくれている
 
 
という安心を得たいのでしょう。当然それだけというわけではありませんが。


 正直に申しまして、これだけの時間勉強すれば大丈夫という時間はありません。大切なのは勉強時間の量ではありません。勉強量と質のバランスです。


 宿題を出される側としては、学校の宿題やら部活動、友達と交友を深めるなど様々にありますので、大量の宿題などは困るだけです。
 
 
 双方の要望を折衷する形で、そして学習の理想的な形として、ボクが生徒に伝えているのは簡単なことです。
 
 
 同じ所を何度も繰り返す
 
 
ということです。国語の場合、読解30ページ、漢字100語を一週間の宿題としています。そして勉強時間ではなく、ページ数を書面にして提出しています。これならば、難易度に関しての負担がないばかりか、知識や方法論の定着を図れます。
 
 
 話が横道に逸れてしまいました。ただ、ボクのこの宿題の提示方法がこれからお話する「細切れ勉強法」とも関わってくるので、是非とも述べておきたかったのです。
 
 
 具体的な話に関しては、ページを改めたいと思います。
 

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読解・作文トレーニング(四年生)




【 テキストについて 】

 出口汪氏の「論理エンジン」の小学生版です。中学受験生は出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編が終わったら、このテキストに進みましょう。
 
 
 出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編は対話形式と共に、別冊の「答えとくわしい考え方」がありましたが、こちらは演習編のため、解説は必要最小限のものしかありません。ただし、演習編だけあって問題のページ数が181ページと、かなりの量です。
 
 
 とはいえ、同じ文章をちがった問題形式で出題したり、様々な角度から何度も学習したことを復習させる、問題配置の仕方はよくできています。
 
 
 合計八章からなり、各章が5ステップで構成されています。各章は次のようになっています。

 
 第一章 一つの文の成り立ち
 第二章 言葉と言葉、文と文のつながり
 第三章 書くことの第一歩
 第四章 登場人物の気持ちを読み取る(1)
 第五章 すじ道を理解する
 第六章 登場人物の気持ちを読み取る(2)
 第七章 ひゆ・ぎ人法と詩・きゃく本
 第八章 四年生の復習

 
 出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編を使用した小学生であれば無理なくすすめられるはずです。とはいえ、やはり解説が少ないために、つまづいた所を「なぜそれではだめなのか」と答えられません。自学自習をするには少々難があるので、お父さんやお母さんが一緒についてやる必要があると思います。指導上、もしわからないところがあればお気軽にメールを頂ければ、答えさせて頂きます。
 
 
 それが出来ない場合は思い切って家庭教師などの指導者に頼んでみるというのも一つの方法でしょう。メールによる通信講座(創賢塾)もあるようですのでそちらもご一考されてはどうでしょうか。
 
 
【 使 用 方 法 】

 まずは解説や問題文を音読しましょう。解説ははじめの時点では何を言っているのかわからないかもしれません。当然、初めて出てくる言葉の使い方に戸惑うこともあるでしょう。でも、それは問題演習を通じて体得していきますので、気にしなくてもいいです。
 
 
 解説を音読する目的は、「これから何を学習するのか」ということの意識付けです。それができれば大丈夫です。ボクは実際に生徒に教える場合、解説の音読の後、具体例を用いながら簡単に補足説明をしています。
 
 
 さて、問題文の音読です。これは最低2回は行いましょう。音読の大切さとその効用はここで改めて詳述しませんが、実際に生徒とのやり取りで思うのは、
 
 
 1)音読をすることでその子の詰まっている所が明らかになる
 2)音読がすらすらと出来ない状態では問題は解けない


といった所です。黙読では、指導者も問題の○×に終始せざるを得ません。ところが、音読をさせることによって、単語の意味がわからないのか、文節の切り方がわからないのかといったことが明らかになります。そうすることで、その子の弱点を指摘し、修正していくことが可能となります。読解・作文トレーニングは、例え○×に終始してもそれなりの効果が得られるよう作られてはいますが。


 読解・作文トレーニングで取り上げられている文章はどれも名文であり、該当する学年のお子さんには是非読んでおいてもらいたいものです。できる限り、その全てを理解してもらえれば、今後の読書につながっていきます。


 あと、出口汪の新・日本語トレーニングとは異なり、解答が別冊になっていないのが難点です。思い切って切り取って、ホッチキスで止めるなどして用いましょう。
 
 
 では、まとめます。
 
 
 1)解説文と問題文を音読(問題文は最低2回)
 2)問題を解く
 3)解答、解説で答え合わせ
 4)解説文と問題文を再度音読
 
 
 以上をステップごとに繰り返していきます。各章のステップ5はその章のまとめなので文章が長いですが、頑張って音読していきましょう。
 
 
 一日1ステップ進めるとして、五日で一章分ができます。残りの二日は復習としてそのステップの文章を再度音読しましょう。そうすると、約二ヶ月で終了することになります。
 
 
 そして、復習として一日2ステップを目標に二回転目に入りましょう。最初は出来ていなかった問題が解けることが実感できるでしょう。二回転目は約一ヶ月で終了しますから、計3ヶ月で終了することになります。


【 放 言 】

 大切なところは繰り返し練習できるように編集されているのが、出口氏の論理エンジン系の参考書の強みでしょう。別にこれは独自の考えではありません。
 
 
 大学受験参考書で『ビジュアル英文解釈』(伊藤和夫著 駿台文庫)というものがあります。おそらく出口氏が目指したのはあの参考書なのではないでしょうか。
 

 【テキストについて】でも述べましたが、この読解・作文トレーニングは優れた参考書ですが、解説が少ないという欠点があります。既に学習した単元でも、つまずくことは多々ありますので、お父さんやお母さんはその時に「前にここでやったよね」と横で一緒に確認してやることが大切です。
 
 
 それができない場合は指導者に頼むことが必要ですが、一定量の進度は望めませんのでお気をつけ下さい。ボクの場合、90分の授業でステップが2つ弱といった所です(さまざまな確認作業をしているからもありますが)。参考にしていただければ幸いです。
 

 メールによる通信講座(創賢塾)もありますので、そちらを利用してみてもいいかもしれません。


 使用方法や解答などでわからない所があればお気軽にメールを下さい。お答え致します。
 
 
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土屋の古文単語222




【 テキストについて 】


 精選された例文を元に重要古文単語222語の解説を1ページにつき一語ずつしています。構成は、
 
 ■単語とその訳、漢字での表記
 ■例文
 ■例文の訳
 ■例文で出てきた文法事項の確認
 ■単語のイメージ
 ■単語解説
 ■類義語、関連語などの解説
 
と、かなり贅沢なつくりになっています。


 この参考書の長所は様々にあるのですが、適切な例文でしょう。このガチで苦手なあなたのための国語は、
 
 
 長文を読み進める中で、文法、単語を習得していく
 
 
ことを目的としていますので、その実践の為にはこの土屋の古文単語222がベストです。例文を扱った単語集は他にもあるのですが、文法的な解説が全くなかったりします。基礎単語の習得段階では、やはりある程度の文法解説がある方がいいです。基礎文法の復習にもなりますしね。


【 使 用 方 法 】


 まず、注意事項。
 
 
 ムリに覚えようとしないこと
 
 
です。いつかは覚えられるくらいに考えておきましょう。後の読解演習で復習をしていきますし、基礎単語の習得段階は、


 単語の顔見せ
 
 
です。覚えていればラッキーくらいに、暗記のハードルを下げましょう。では、具体的な使用方法ですが、


 一日目→30語の例文、訳、解説を音読(応用は不要)
 二日目→<同じ範囲の>30語の例文、訳、解説を音読
     五日目まで繰り返す
 六日目→新たに30語の例文、訳、解説を音読
     以後、二日目から五日目までと同様。
     

 要するに、一日30語を五日間繰り返すという事ですね。繰り返しますが、「覚えよう」としないで下さい。「へぇ、そんなものなのか」くらいで結構です。五日間やると、結果として覚えているはずです。
 
 
 そもそも覚えることが目的ではないのです。
 
 
 短文の音読を通じて、既習の文法事項の確認をする
 
 
ことがメインです。したがって、例文の意味を正しく取れるかどうかということを確認していって下さい。まず目標をそこに置きましょう。
 
 
 一日30語でしたら、約40日で終了します。一ヶ月で終わらせたい場合は、一日37語としましょう。30日で終了します。音読するだけですから、一日30分もあればいいでしょう。とはいえ、30分間机に座って勉強する必要はありません。細切れの時間を活用して、音読を続けましょう。
 
 
 また、巻末に索引がついていますので、辞書がわりに使いましょう。学校や予備校、塾の授業での読解時にわからない単語が出てきた時に参照することで、さらに記憶の定着を図れます。
 
 
【 放 言 】

 著者は代々木ゼミナール講師の土屋博映氏。初版が1985年で、ボクも受験生時に利用していました。当時から、
 
 
 222語では少なすぎる
 
 
という批判がありました。今にして思えば、わかってないなぁ・・・と。そもそも単語集に全てを求めてはいけないのです。英語もそうですが、一般的に「単語集」というものは、最終確認に使うべきなのです。入試に出る単語を全てカバーしたいのであれば、辞書を使えばいいのです。その役割を単語集に求めるからこのような発言が出てくるのです。単語は文脈の中で身につけるのが、一見遠回りに見えて一番確実であり、堅実です。


 基礎段階においては、収録語数などを気にしてはいけません。あくまで、例文の意味をとることができるかどうかをメインに置いて下さい。
 
 
 ただし、気をつけて下さい。文脈の中で覚えるのが効果的といいましたが、
 
 
 絶対に文脈の中で覚えないといけないというわけではありません。
 
 
 別にゴロで覚えられるのであれば、もしくはどうしても覚えられない単語をゴロを使うことですんなりと頭に入ってくるのであれば使うべきです。一応、ボクの考えをまとめておきます。
 
 
 1)まずはこの土屋の古文単語222で短文読解を重ねて重要古文単語を身につけていく
 2)読解演習をさらに重ねて土屋の古文単語222に出てきたもの、出てこなかったものを文脈の中で覚えていく
 3)それでも覚えられない単語をリストアップして、ゴロ合わせなどを用いて最終チェック
 

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田村のやさしく語る現代文



【 テキストについて 】


 代々木ゼミナール元講師の田村秀行氏の入門者向け参考書です。構成としては二部に分かれていて、
 
 
 第一部→入試現代文とはなにか?
     入試現代文で必要な文法項目
     
 第二部→5題の長文演習を通じて解法を身につける
 
 
といったものです。書名通り、読者に語りかけてきます。受験生が使う最初の現代文参考書として最適です。


【 使 用 方 法 】


 原則的に二回転させます。そのために、問題文のコピーを一部取っておきましょう。問題文は別冊になっていますので、コピーはしやすいと思います。
 
 
 具体的な使用方法は、
 
 
 一日目→第一部を問題を解きながら読み進める
 二日目→第一部で得た解き方を元に第一問を解き、解説を読む
 三日目→第一部を再読
 四日目→第二問を解き、解説を読む
 五日目→第一部を再読
 六日目→第三問を解き、解説を読む
 七日目→第一部を再読
 八日目→第四問を解き、解説を読む
 九日目→第一部を再読
 十日目→第五問を解き、解説を読む(一周目終了)
 十一日目から→一日一題のペースで五題解いていく
 
 
 以上のようにすすめると、二週間強で終えることが出来ます。
 
 
 第一部は大変重要な項目が詰まっていますので、何度も繰り返して覚えるだけでなく、使えるようにする必要があります。ただし、出口汪の新・日本語トレーニングを利用した人は既に学習している事項もありますので、第一部の再読は飛ばしても結構です。とはいえ、田村氏独自の考え方もありますので、万全を期したい人は再読を奨めます。
 
 
 第二部は解説が随分と難しいと思う人がいるかもしれません。「ここまでやらなくても問題は解ける」と思う人も。ただ、こうした解説を読んで、筆者の言う「客観的」「論理的」に考えることが今後につながっていきます。ここで踏ん張れるかどうかで、今後の現代文に対する考え方が決まるといっても過言ではないでしょう。
 
 
 まず一周目では著者の読みと自分の読みのどこがどう違うのかを確認しましょう。
 
 
 そして二周目で、著者の読みと同様の読みが出来たのか、それとも何かが足りなかったのかを確認しましょう。この作業が軸をするとしないとで、今後、他の現代文参考書の解説を読めるか読めないかがかかってきます。
 

 一周目はコピーにどんどん書き込んでいって、二周目では、別冊の問題文を使っても良いでしょう。

 
【 放 言 】


 著者は『田村の現代文講義』で一世を風靡した田村秀行氏。
 
 
 「現代文とは、本文を元にして答えを出すべきで、一般常識を問うようなものではない」
 「接続詞などの文法項目を駆使してに、文と文、段落と段落のつながりを論理的に考えていく」
 

という考え方は、今から考えれば当たり前なのかもしれませんが、その当時は随分と画期的だったようです。


 『田村の現代文講義』は氏のエッセンスを凝縮した参考書であるのに対し、この『田村のやさしく語る現代文』は、それと同様でありながら、比較的簡単な文章を<あえて>分析的に用いることで、入門者に「現代文という科目」を体感してもらう意図で書かれた物だと思います。
 

 徹頭徹尾、分析的に方法論を解説した『田村の現代文講義』に対し、「学習の流れ」を重視し、段階的に学習できるように、極めて周到な問題配列を考えられたのが『田村のやさしく語る現代文』です。
 
 
 科目は違いますが、英語の伊藤和夫氏が『英文解釈教室』と『ビジュアル英文解釈』の関係に似ていると言えなくもありません。(まぁ、こんなことは今の受験生には関係のないことでしょう。第一、伊藤和夫氏の参考書を現在使っている学生がどれだけいるのでしょうか・・・名著なんですがね)
 
 
 
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2)どの書店がいいの?

 では、ネット書店ではどこがいいのでしょう。「ガチで苦手なあなたのための国語」では、

 
 Amazon
 楽天ブックス
 セブン&ワイ
 
 
の3つでの購入をオススメしています。どこで買えばいいのかといえば・・・


 ■できるだけ安く買いたい→Amazonマーケットプレイス
   
   
 ■楽天のポイントをためたい→楽天
   

 ■1点からでも送料を無料にしたい→セブン&ワイ
   セブン&ワイ


 ボクは仕事柄、たくさんの参考書を買わなければいけないので、
 
 
 中古本があればAmazonで購入、なければ楽天で購入
 
 
という形をとっています。特に1点しか必要ない場合はセブン&ワイでコンビニ支払いにしています。他は1500円以上購入しないと送料が無料になりませんので。


 受験生が個人で購入を考えている場合は、セブン&ワイが現実的でしょう。保護者の方に購入してもらう場合は、Amazonマーケットプレイスが良いでしょう。
 
 
 以下、簡単に三つの特徴を述べておきます。
 
 
【Amazonマーケットプレイス】
< 長 所 >
 ・安価で購入可能(中には1円という商品も。ただし、1点につき、送料が別途340円必要です)
 ・ヤマト運輸などのメール便で届くので比較的到着が早い
 
< 短 所 >
 ・クレジットカードが必要

 
【楽天ブックス】
< 長 所 >
 ・楽天のポイントが(微々たる額ですが)たまる
 
< 短 所 >
 ・宅急便を使うので自宅に不在の場合、到着まで手間がかかる


【セブン&ワイ】
< 長 所 >
 ・セブンイレブンでの商品受け渡し、支払いができる
 
< 短 所 >
 ・近くにセブンイレブンがない場合、楽天と大差ない
 
 
といった所です。

 1)リアル書店かネット書店か へ戻る




出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(下)



【 テキストについて 】

 出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(上)の続編です。上巻で身につけた、主語と述語、文の要点などを元に、
 
 
 文章の要点
 そのために必要な、文と文をつなぐ「接続」の考え方
 

を身につけていきます。構成としては、


 ステップ6  文章の要点
 ステップ7  長い文の要点
 ステップ8  正確な文を書く
 ステップ9  接続語と指示語
 ステップ10 総合演習
 

となっています。題材は芥川龍之介の短編『蜘蛛の糸』と『杜子春』です。どちらも皆さん一度は教科書などで読んだことがあるかも知れませんが、果たして文法に意識して読んできたでしょうか?


 内容が頭に入っている文章でも、果たして意識的に読めるのかというと・・・今までとは違った視点で読んで見ることも大切です。
 
 
【 使 用 方 法 】

 すすめ方は、出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(上)と同様です。
 
 
 一日一ステップを目標
 

としてください。具体的なすすめ方は出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(上)の【使用方法】を参照して下さい。文章が少々長くなっているので、気合いを入れてすすめましょう。


 この参考書に限らずですが、
 
 
 なぜ、その答えなのか
 
 
ということを人に説明できるようにして答えを出しましょう。直感的に答えはこれだと思うんだけれど、どうしてこれになるのかわからないというものには△をいれて、解説を読みましょう。そして、次にやった時には、解説と同じように人に説明できるようになれれば問題ナシです。


 仕上げの音読は忘れずやっていきましょう。


【 放 言 】

 出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(上)の復習をしながら、さらにすすめていくという段階式の(著者いわくスパイラル方式)方法はなかなかのものです。
 
 
 ステップ10総合演習の中盤で「用言」「体言」「連用修飾語」という文法用語が出て来ますが、わからなければ気にせずにすすめてしまいましょう。全てを覚えてしまう必要はありません。
 
 
 あと、中には、
 
 
 問題作成者の意図はわかるが・・・
 
 
という問題がありますが(ステップ8の問題1など)、○×にこだわってはいけません。考え方を身につけていきましょう。


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出口汪の新日本語トレーニング―基礎国語力編(下)


出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(上)へ戻る


1)リアル書店かネット書店か

 ネットで参考書を購入する場合の注意点を述べておきます。
 「ガチで苦手なあなたのための国語」では、
 

 Amazon↓↓↓
   
 楽天ブックス↓↓↓
   
 セブン&ワイ↓↓↓
   セブン&ワイ
 

の3つでの購入をオススメしています。当然、近くの書店にある場合はそこで購入して頂いて結構です。ただ、ボク自身の経験として、


 参考書を買いに行ったつもりが、マンガを買ってしまった・・・
 

ということがあります。別にマンガに限った事ではないのですが。むしろその点が実際に書店にいく事の楽しみでもあり、利点である事は否定できません。また、実際に手に取って現品を見る事ができるというのも強みでしょう。


 けれど、受験に限っていえば、そのための時間をもっと他の時間に充てた方が有意義だとボクは思います。
 

 また、書店の参考書コーナーにはありとあらゆる参考書が溢れています。そうした参考書群を目の当たりにして
 

 「自分はあの参考書をしていないが大丈夫だろうか」
 「本当に今、自分がやっている参考書は適切なのだろうか」
 

という不安に駆られてしまいます。


 受験生は不安で不安でしょうがないものです。それは毎年様々な受験生を見ていて確かにそう思います。
 

 ましてや、国語の場合(特に高校受験生や大学受験生の古文についてそうですが)、
 
 
 「日本語なのになにを書いてあるのか、さっぱりわからない」
 「日本語ができない自分はバカじゃなかろうか」
 
 
という思いでいっぱいになって本屋に駆け込む事が多いです。そうした悩みをかかえた受験生をボクは数多く見てきました。ボクがこの「ガチで苦手なあなたのための国語」を立ち上げたのもそうした受験生の手助けを少しでもできればという思いからです。


 話がそれてしまいました。

 
 つまり、ボクが言いたいのは、
 

 あえて情報をシャットアウトしてみよう
 

という事です。そういった意味でネット書店を利用する事は適切だと考えるのです。

 2) どの書店を選べばいいの? へ




高1からの望月古文講義の実況中継



【 テキストについて 】

 七題の長文問題を通じて、
 
 
 ■基礎文法(『望月古典文法講義の実況中継』の上巻該当)
 ■基礎単語の一部
 ■文学史
 ■読解の基礎
 
 
を習得していく参考書です。初めて古文を勉強するという人がどれをやればよいかわからない場合、まずはこの参考書を手に取ればまちがいはないと思います。


 その講で学んだことは、同じ講の中でなんども繰り返し出てくるように問題文を選定されていますし、講義でも言及されています。おすすめの一冊です。
 
 
 ただし、あくまで導入の参考書ですので、コレで全てができるというわけではありません(そんなことを考える人はいないと思いますが)。具体的には敬語と助詞については他の本で勉強する必要があります。ある程度の基礎が固まっていると自負している人も一度はやってみることをオススメします。

 
【 使 用 方 法 】


 この参考書は3回ほど繰り返してもらえれば結構です。
 

<一回転目>

 まずは一回転目ですが、ノートを一冊用意しましょう。そして、問題文のコピーをとりましょう(全訳のコピーは特に必要ありません)
 
 
 見開き二ページに問題文を貼り付けて、解いてみましょう。解答はそのノートにどんどん書き込んでいって結構です。高1からの望月古文講義の実況中継の本文でも言及されていることですが、その際に注意すべきは
 
 
 ■問題文は最低4回は読む(できれば音読をする)
 
 
 ということが大切です。望月先生は、全訳をするようにと書いていますが、ボクは一回転目でそこまでする必要はないと思います。
 
 
 そして、問題一題ごとに解説講義を読んでいきましょう。その際に必要なことがあれば、問題文にドンドン書き込んでいきましょう。(文法のまとめや文学史に関しては、一回転目に書く必要はありません)。
 
 
 一回転目は納得することが大切。
 
 
です。覚えようとムリをする必要はありません。読み終わったら、


 その日のうちに2、3度本文を音読
 
 
して終了です。二回転目の為に二ページ空けて、翌日次の問題に移りましょう。次の問題に移る際に、


 前日の問題を復習として2、3度音読
 
 
することも大切です。問題文一つを一日で行うとして七日で一回転目が終了します。理系の方や古文に時間の割けない人は二日に一回でもいいですが、その分音読は毎日するようにして下さい。


 また、問題3と4は他の講と比べて解説にボリュームがありますので、二回に分けても結構です。

<二回転目>

 一回転目と同じく問題を解いてみましょう。問題は別冊の問題編を使って下さい。ただし、問題編に答は書かないようにしましょう。どこか別の紙に書くようにしてください。
 
 
 既に答えを覚えてしまっている所や二回転目でも間違える所があると思いますが、気にせず、理解に重点を置いて下さい。二回転目なので一回転目よりもスムーズに理解し、進めていけると思います。
 
 
 一回転目と同じく、
 
 
 その日のうちと、翌日の音読
 
 
は忘れずに続けて下さい。


 そして、二回転目は、
 
 
 ■空いているページに文法事項のまとめを書く
 ■空いているページに文学史のまとめのコピーを貼り付ける(自分の手で書いても結構です。負担のない方を選択して下さい)
 
 
ことを追加しましょう。全訳はまだ必要ありません。


<三回転目>


 一旦の仕上げです。二回転目と同じように問題を解いて、解説を読んでいって下さい。もう既に知っていることがほとんどだと思います。
 
 
 一問ごとに解説を読み終わったら、全訳を試みて下さい。そこで詰まった所が、現在のあなたの苦手な所です。全訳や解説講義に立ち戻って、なぜできなかったのかを分析して下さい。
 
 
【 放 言 】


 著者の望月光先生は『望月 古典文法講義の実況中継』で有名で、あの本が素晴らしいことは確かなのですが、文法に終始している為に、受験生のみなさんは使用時期を間違えることがあります。
 
 
 『望月 古典文法講義の実況中継』のような文法メインの本はある程度文法の学習が進んだ人が穴が無いかを確認する参考書です。決して初期にやる必要はありません。
 
 
 それよりも、この高1からの望月古文講義の実況中継を使って基礎を固める方が得策です。
 
 
 とはいえ、
 
 
 四段活用ってなに?
 活用形と活用の種類ってどうちがうの?
 
 
という人がいきなり使える参考書ではないので、そういった方は『望月 古典文法講義の実況中継』上巻のp.58までは目を通しておきましょう。また、助動詞などでわからない所があれば、参照してもいいでしょう。


 ただし、あくまでもメインは高1からの望月古文講義の実況中継としてください。『望月 古典文法講義の実況中継』は読んで納得できればそれで結構です。へたをすると「覚えなければいけない」というプレッシャーに振り回されてしまいますので。


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聞いてみよう

 辞書も調べた
 参考書も調べた
 
 
 でも・・・
 
 
 わからない!!
 

ということがあります。いや、


 そもそも自分の悩みは辞書や参考書に書いてあるようなことじゃない
 
 
ということもあると思います。


 そんな時は
 
 
 聞いてみる
 
 
ということが大切です。「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」という言葉もある通り(それをもじって「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の意地」と言っていた人もいましたが)、


 わからなければ聞いてみる
 
 
ということも大切です。ただし、それは信頼できる人という限定があります。ということは、


 信頼するに足る人を見つけることが大切
 
 
です。身近にそういう人を見つけてみて下さい。古典文法ならこの先生に聞けば大丈夫だとか、普段の授業は大したことはないけれども論文の添削をさせたらかなりのものだという先生、さまざまな人があなたの周りにいるはずです。


 あなたがこの『ガチで苦手なあなたのための国語』を読んでいて、私が信頼するに足る人間だと判断して頂いたのなら、どうぞお気軽にメールをして下さい。
 
 
 別に先生でなくてもいいです。周りを見渡してみましょう。きっとあなたの悩みに答えてくれる友人がいるはずでしょう。
 
 
 聞くということは、大切なことです。普通、質問をする時は以下のようなことをしているはずです。
 
 
 1)どうしてもわからないところを自分で分析する
 2)わからない箇所を相手にわかってもらえるように説明する
 3)相手からの応答がある。
 4)その応答にたいして、自分がわかったかどうかの判断をする
 5)わからなければ再度、ちがう角度から質問をしてみる
 6)3)~5)の繰り返し
 

 そうすることで、最終的な理解に至らなくても、様々なことがはっきりしてきます。
 
 
 どうぞ、いろんな人に質問をしてみて下さい。質問魔になってみてください。ただし、注意しましょう。
 
 
 質問をする人は、その人自身も試されている
 
 
のです。塾で教えていても、「この単語の意味はなんていうの?」と先生を辞書替わりにしか考えていない人(それはそれでこちらが試されているのでしょうが)や「この漢字はこうでよかったっけ?」と確認作業にしかしていない人がいます。


 ボクはそういう子に対しては、すぐに答えないことにしています。一言ですむからです。
 
 
 「辞書でしらべてみなさい」
 
 
と。そして、辞書を一緒に引いてみます。すると様々なことがわかってきます。辞書の引き方そのものがわかっていなかったり、にたような単語と勘違いしていたり。そのことは質問をされたこちらにとっても収穫です。


 「そうか、辞書の引き方を教えてもらっていないのか」とか、「この漢字とあの漢字は意外に間違いやすいのだな」とかいった事をしり、授業にも反映できます。
 
 
 全くなにをやったらいいのかわからない人は質問の仕方もわからないと思います。けれど、思い切って質問をしてみましょう。意外な収穫があるはずです。


 そして、いつかは質問される立場に替わっていきましょう。さらに様々な発見があるはずです。
 
 
 ボクへの質問はこちら
 ↓↓↓
 beginnerkokugoアットマークyahoo.co.jp
 (「アットマーク」を半角の@にかえてメールしてください)
 
 ・『ガチで苦手なあなたのための国語』で紹介されているこの参考書のここの記述がわからない
 ・この参考書をつかっているのですが、大丈夫でしょうか
 ・勉強する時間がとれません・・・
 
なんでも結構です。どうぞ気軽にメールをください。
 


出口汪の新日本語トレーニング 1 基礎国語力編 上



【 テキストについて 】

 どんな人でもまずここから入りましょう。出口汪氏(東進衛星予備校、SPS講師)が提唱されている『論理エンジン』の根幹をなす部分が詰まっています。名文を題材にして、できる限り文法用語を使わずに、でもしっかりと日本語の仕組みを理解してもらえるよう工夫がなされています。

 
 重要な事項が繰り返し形を変えて出題されるというのはその代表でしょう。

 
生徒「普段、日本語を使っているから、国語は大丈夫」
教師「いや、じつはそうじゃないんだよ」


 というのは教育の現場ではよくあることです。実際、塾で生徒のカリキュラムを組んでいる際に、真っ先に削られるのは国語です・・・悲しいことです(ボクの場合は収入と直結しますから、尚の事です〔笑)。あらたに覚えることが少ないためにそのようにとられるのでしょう。

 
 ところが、本当はそうではないのです。

 
 言葉に関して意識的になるというのは極めて大切な事です。入試に限らず様々な場面で必要とされる力は、

 
 具体的なことがらを抽象的に説明する
 抽象的なことばを具体的に説明しなおす

 
 ことです。そのための基礎を初歩の初歩から指導してくれます。構成としては、

 
 ステップ1 主語と述語
 ステップ2 言葉のつながり
 ステップ3 文の構造
 ステップ4 文の要点
 ステップ5 助詞と助動詞

 
となっています。題材は新美南吉の童話『赤いろうそく』と『手袋を買いに』です。


【 使 用 方 法 】

 本書でも書いてありますが、
 

 一日一ステップを目標
 

として下さい。ステップは5つありますから、5日間でやり終える事ができます。各ステップで約20ページありますが、問題数は少ないので、それほどの分量ではないはずです。


 主語と述語をとらえるという、とてもかんたんな所から入りますが、のちのち大切になってきますので気合いを入れてすすめて下さい。
 

 具体的には、

 
 1)問題を解く。
 2)わからなければ、問題のうしろにある解説を読む。
 3)再度チャレンジ


  ■小学生→そのままテキストに答えを書き込んでいいです。読解・作文トレーニングでじゅうぶんに復習ができます。
 
  ■中学生・高校生→テキストに答えを書き込んでもいいですが、念のためにノートに答えを書いていきましょう。
  
 4)一問ごとに別冊の「答えとくわしい考え方」で正解を確認し、解説を読む
 5)問題にチェックを入れる

  △→解説をよんで、正解した問題
  ×→解説をよんでも、まちがえた問題
  
 6)1)~5)の繰り返し(1日1ステップで計5日間)


ーーーー以下は中学生・高校生のみーーーーー


 7)6日目→チェックを入れた問題に再度チャレンジ。さらにチェックを入れる。
 
  ○→解説を読まずに正解できた問題
  
 8)7日目→さらにチェックを入れた問題に再々チャレンジ。またしてもチェックを入れる。


 1ステップ1時間くらいでできるでしょう。別に1時間ぶっ通しでやる必要はありません。<勉強法>でも書きましたが、15分と時間を区切ってやっていけばいいです。一週間でやり終えて、『出口汪の新・日本語トレーニング 基礎国語力編(下)』にすすめましょう。


 ただし、ステップ5の助詞・助動詞には文法用語が結構出て来ますので注意が必要です。どうしても解決できない疑問点がでてきた場合はメールをしてください。


【 放 言 】

 国語の参考書、問題集としては優れているのですが、やはり欠点はあります。
 

 1)値段が高い
 2)問題数が少ない
 

 1)については、1000円(税抜)です。著作権が切れた作家の文章を使っているにも関わらずこの値段は少々難ありかなと思います。
 

 2)中学生、高校生の場合、類書が見当たらないので、演習量不足になる可能性があります(小学生は『読解・作文トレーニング』があるので演習量不足にはならないと思います)。
 

 したがって、中学生・高校生の場合は復習を確実におこなう必要があります。参考書にではなく、ノートに書くようにと指摘したのはそのためです。


 とはいえ、別に参考書や問題集を2冊買ってはいけないという法律はありません。本として高いとは言ってもたかが1000円です。どんどん書き込んでいってやりましょう。きっと爽快なことでしょう。
 

 すすめて行く上で、勉強法などに疑問があれば気軽にメールを下さい
 

 注意!! 売れ筋の商品なのか、一巻と二巻は品切れになることが多いようです。頼みますよ、小学館さん・・・
 
 
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勉強法の基本 その4

4)問題演習を通じて、基礎文法、単語の反復習得


 さて、最低限必要な文法、単語に目を通した後は、それを定着させる作業が必要です。
 
 
 ここでも長文を通じて行います。
 
 
 大量の問題を解くことによって、そうした知識の定着をはかりましょう。文法や単語に関して覚えていないことがあれば、基礎参考書を辞書がわりに用います。ただ、いちいち立ち戻って考えるのは結構面倒なことなので、「読み」に関して詳しい説明のある問題集を使いましょう。
 
 
 これまでは「読み」にこだわってきましたが、この時点では
 
 
 問題を解く
 
 
ということにも挑戦しましょう。文法や単語を定着させ、さらに必要な事項がでてくれば、今まで覚えてきたものに追加して覚えていきましょう。


 気をつけなければいけないのは、
 
 
 現時点での○×にはこだわらない
 

ということです。あくまで目標は


 実際の入学試験問題を解ける
 
 
ようになることです。


 自分がなぜ間違ったのか
 きちんとした手続きに従って正解できたのか
 
 
を分析することが大切です。


5)過去問演習


 ここでも、やり方としては、4)の問題演習と同様です。志望校の過去問をできるだけたくさん集めておきましょう。今までやって来たやり方でどこまで通用するのか、それを確認しましょう。
 
 
 新たにでてきた単語があればきちんと覚える必要があります。どんどん問題数をこなしていきましょう。
 
 
 その際に気をつけるべきは
 
 
 どのような問題が出るのか
 
 
をしっかりとわかっておくことです。文学史は必要なのか、漢字はどれくらいでるのか、記述式なのか、マークシートだけなのか。純粋な文法の問題はでるのか、制限時間はどれくらいなのかといったことを知っておきましょう。


 あと、過去問題集は結構値の張るものです。また、古い年代のものは手に入りにくいでしょう。高校生の方は進路指導室に過去問題集が置いてある場合もありますので、先生に聞いてみましょう。


勉強法の基本 その3

 勉強の基本は


 基礎を長文の中で実践的に習得していく
 そして、なんども繰り返す
 

ということだと述べてきました。では、今回はその続きにいきましょう。


3)1)基礎的な文法、思考法の復習


 さて、基礎的な文法、単語に関しては、1)2)で習得(というよりも目を通すといったほうが近いでしょうか)してきました。
 
 
 ある程度慣れてきた所で、その復習をします。やり方としては、
 

 1)の参考書をもう一度読み返す


ことが一番大切です。きっと、はじめに読んだ時とは違う発見があるでしょう。ここにあまり時間をかける必要はありません。復習ですので、


 一日三十分
 一週間でやりおえる
 
 
などと期限を切って、ざっと終わらせるのがいいでしょう。その際こころがけておくべきは、


 どこは理解していて、どこはまだ理解できていないのか
 どこは覚えていて、どこはまだ覚えていないのか
 
 
をはっきりとさせることです。くれぐれもマスターする必要はありません。


 意識付け
 
 
が大切なのです


勉強法の基本 その4へ




勉強法の基本 その2

2)基礎単語・用語の習得


 前回(勉強法の基本 その1)では


 基礎的な学力を長文をメインに身につける


ということをお話しました。


 今回はその後どうするかについて述べたいと思います。


 長文を軸に基礎単語・用語を身につける


ということです。これは国語だけでなく、英語にも応用できます。
1)で基礎文法は身につけました。(前回も書きましたが、完璧でなくていいです。だいたい知っている程度で結構です。学習を進めていく中で自然と反復できますので)


 次は、その基礎文法を利用しながら文を読み、単語を身につけていきましょう。


 1)の基礎文法修得は2)のためにあります。いきなり2)からはじめても無味乾燥な単語の丸暗記にしかなりません。


 言葉というのは生き物です。それだけを取り出して単語を覚えても使えるかどうかはわかりません。文の中で使われたものを身につけないと実践では役に立ちません。


 文を読む時に必要となるのは、なんでしょうか?

 
 1)文法の知識
 2)単語の知識
 3)論理力
 4)背景知識
 
 
 正解はこれら全てです。ときには文法の知識を使って、ときには背景知識で、ときには、それら全てを合わせて、目の前に有る文を読んでいくのです。したがって、それらだけの勉強をしていては、いつまでたっても、文を読むことは出来ません。
 
 
 ではどうすればいいのでしょうか?
 
 
 答えは簡単。普段から、長文の中で、文法の知識や単語の知識を使えるように訓練しておくことです。まぁ、なにも難しいことではありません。昔から言われている、
 
 
 単語は長文の中で覚えなさい
 
 
ということです。そうすることのメリットはいくつかあります。


 1)文脈の中で単語を覚えられる(これは当然ですね)
 2)文法知識の確認が出来る(1)でやったことの確認ができます)
 3)長文を読む時の「慣れ」をつくれる
 

といったところです。従って、学習のイメージとしては、


 長文 (基礎文法の習得)
 ↓
 長文 (基礎文法の確認)
   +(基礎単語の習得)
 ↓
 長文 (基礎文法の確認)
   +(基礎単語の確認)
   +・・・
 ↓
 長文 (基礎文法の確認)
   +(基礎単語の確認)
   +・・・
   +・・・


となるのです。


勉強法の基本 その3へ




勉強法の基本 その1

 まずは勉強法の基本から入りましょう。
 

 この『ガチで苦手なあなたのための国語』では以下のやり方を基本とします。
 

1)基礎的な文法、思考法の習得
2)基礎単語、用語の習得
3)1)の復習
4)問題演習を通じて1)~2)の反復習得
5)過去問演習


 「なんだ当たり前じゃないか」
 

という声が聞こえます。そうです、当たり前なのです。大切なのは
 

 当たり前の事を当たり前にやり<続ける>こと
 

なのです。けれど、読むのをやめるのはちょっと待って下さい。もう少し、ボク独自の(というほどでは全くないのですが)勉強法を紹介しましょう。


 要はやり方、使い方なのです。詳細については各教科で書くとして、おおまかな所だけ説明していきましょう。
 

1)基礎的な文法、思考法の習得


 まずは、各教科の基礎、核となる参考書をじっくりとやります。
現代文なら接続詞の使い方やそれにともなう論理展開など、古文なら基礎文法、漢文なら基礎文法と句形といったところです。


 ただし、それだけを取り出してやってみた所で
 

 本当にできるんだろうか
 実践力はついているのだろうか
 

という不安に駆られることでしょう。


 確かにそうです。文法だけ取り出してみても、なにか「文法のための文法」をやっているようで、「できるようになった」という実感がわきません。
 

 古文であれ、現代文であれ、英語であれ、文法というのはあくまで「読むための文法」でなければいけませんし、「書くための文法」でもなければいけません。それだけを取り出してやることは、特に初心者の場合、すぐにイヤになって投げ出してしまいかねません。
 

 したがって、このサイトで紹介する参考書は
 

■まとまった長さの長文(もしくはそれに準じる例文)を扱ったもの
■本文に充分な解説の施してあるもの


とします。この基準を満たすものを紹介していきます。当然、その使い方、長所、短所、使用時期なども詳しく書いていきます。


 あと、注意して頂きたいのは
 

 完璧にする必要は全くない
 

ということです。受験生の方はえてして


 一度で完璧に習得しよう
 

と考えがちです。けれどそうする必要はまったくありませんし、また、できるはずもありません。重要なのは


 反復による習得
 

です。そのための具体的なやりかたはそれぞれのページで述べていきます。最終的に完璧になればよいのです。その仕掛けを様々に用意しておきますので、どうぞご期待下さい。


 長くなってしまいました。2)以降は別のページに譲りたいと思います。


勉強法の基本 その2へ




 
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